がん治療を受けるとなれば樹状細胞療法の仕組みを知る

気になる放射線治療

外科

髄膜腫の治療法には、定位放射線治療(リニアック、ガンマナイフ、サイバーナイフ、重粒子線など)などの放射線治療があります。 放射線治療では、ピンポイントに照射することで治療します。髄膜腫の大きさが直径3cm未満のものであれば、放射線療法で治療できる場合が多いです。5〜10年の腫瘍制御率は90%以上であり、非常に効果的です。この治療では、治療による後遺症が残ることが少ないです。しかし、合併症として脳が腫れたりすることもあるので、リスクを理解して治療をする必要があります。 3cm以上の腫瘍の場合でも、重要な血管や神経を巻き込んでいるものに対しては、放射線治療を行う場合があります。また、手術療法、放射線治療、化学療法などのさまざまな治療法を組み合わせて治療される場合も多いです。

髄膜腫の治療法には、定位的脳腫瘍生検術という手術によるものがあります。 定位的脳腫瘍生検術では、皮膚に小切開を加えて、頭蓋骨に1cmほどの小さな穴をあけることで治療を行います。この小さな穴に管を挿入して、腫瘍を摘出します。そのため、従来の方法よりも開頭する範囲が非常に狭いため、手術後のダウンタイムが短いです。 しかし、手術には、いくつかのリスクがあります。それは、手術中に出血がおこしてしまう可能性があることや、術後に脳出血などを生じる可能性があること、感染(髄膜炎)や痙攣などが起こる可能性があること、手術をした部分の皮膚がうすくなって一部がへこんでしまうことがあること、皮膚を切開したところが脱毛してしまうことがあることなどです。そのため、手術のリスクを理解して髄膜腫の治療を行う必要があります。